本書は、大学・短大・専門学校で幼稚園教諭、保育士を目指す方が、音楽理論を学ぶためのテキストです。保育の現場では、保育者が子ども達と一緒に歌いながらピアノやキーボードで伴奏を弾く機会が多くあります。そのため、園生活の歌、行事の歌、季節の歌など、様々な曲をレパートリーにしておくことが求められます。
本書にはいくつかの特徴があります。実践編と理論編で構成されており、共通の項目について理論を学び、実践編で課題【弾いてみよう】【書いてみよう】に取り組むことで、頭と体で音楽理論を身につけます。また、多くの童謡や子どもの歌はハ長調、ヘ長調、ト長調、二長調が用いられますが、この4つの調のスリーコード(主要三和音)=Ⅰ Ⅳ Ⅴをもとに、ピアノやキーボードで簡単に弾ける伴奏法を紹介しています。
保育の現場で子ども達と一緒に弾き歌いができるようになると、音楽の楽しさをさらに感じるはずです。音楽への興味を広げ、音楽の楽しさを子ども達に伝える事ができるよう、本書を役立てていただきたいと願っています。