占領期の埼玉県の公的扶助の問題点
第4回 立正大学社会福祉学会(於 立正大学)
占領期に埼玉県で行われ、現代の日本の民生委員制度・福祉事務所設置に大きな影響を与えたといわれている「浦和市厚生行政機構の整備」について、当時の福祉事務所の組織、当時の有給専従職員のケース数や担当事例を明らかにした。担当ケース数の多さや、現在でも活躍している民生委員の役割についての問題点を提起した。