イメージ分析療法における「イミ」を用いた導入法
イメージ分析療法における「イミ」を用いた導入法の手続きを説明し,事例をもとにその臨床的な意義について検討した。その意義として、指定イメージからの導入と異なり,その時点で患者自身が受け入れることのできるイメージを浮かべることができること,「ひっかかり」に反映された患者の問題がイメージに象徴的に置き換えられ,それを扱うことによって治療が進むことなどが挙げられた。
催眠学研究
日本催眠医学心理学会
第41巻
第1・2号