3次元空間での移動を要するポインティング作業へのFittsの法則の拡張モデル
3次元空間内での移動を必要とする2次元平面上のターゲットへのポインティング作業に着目し、作業の困難度と時間のモデル式の構築を目的とした。結果から、移動軌跡の長さ、移動速度ともにターゲットへの接近方向の影響を大きく受けることが示された。そこで、これらの要因をモデル式に導入し、3次元ポインティング作業に適するモデルへと改良した。これにより、モデルの寄与率が向上し、提案モデルの有効性が確認された。
電子情報通信学会論文誌A
Vol.J85-A
No.11