荷役作業における人体モデルを用いた作業姿勢に関する研究
本研究では、あらかじめ作業を行う前に荷役運搬作業における作業条件から人体モデルと基本作業姿勢を用いて作業中の姿勢を予測する方法を検討した。具体的には、人体モデルと9種類の基本姿勢を用いて、荷役作業に関する作業姿勢を推論する手順を示した。作業姿勢の変化は間接角度の変化を多項式により表現して人体モデルから計算式で求めた。この結果を利用し、OWAS法の作業姿勢コードを生成する方法を提案した。
日本経営工学会論文誌
第55巻
第2号