捻り動作を含む荷物持ち上げ作業における3次元動作解析
本研究では、捻り動作を含む荷物持ち上げ作業における身体各部位の運動変数を算出し、作業条件がそれらに及ぼす影響について調べた。本研究の結果から、捻りを伴う荷物持ち上げ動作の特徴として、基準化時刻20%から荷物の床からの持ち上げが開始され、基準化時刻30%から作業者を中心とした荷物の回転移動が開始され、基準化時刻70%から荷物を台の上に置く動作が開始されることが明らかとなった。
人間工学
第41巻
第2号