最短ネットワーク問題に対するヒューリスティック解法
本研究では、最短ネットワーク問題に対して解表現の中に部分集合の分割位置を示す遺伝子要素を導入することで、等間隔領域分割による解法で見られた1領域内における施設数のバラツキを抑える工夫をしている。提案手法の有効性を示すために、ランダムに発生させた施設点集合を用いて数値実験を行い、施設点集合の数が多い場合においても適用可能であることを示すとともに、提案手法の有効性と利便性について検討する。
東京成徳大学研究紀要-人文学部・応用心理学部-
第22号