後見申立は適切にされているか?
田中速
法定後見の類型には後見、保佐、補助の3 つがあるが司法統計上は最も重度の障害に対応する後見の申立がほとんどであり、これは医学上の知的障害や認知症の有病率分布とは異なる。軽度の障害者に後見申立が安易にされている可能性とその要因について考察した。
臨床精神医学
アークメディア
第33巻
第9号