「一人一人が豊かに育つ乳児保育の在り方」 (1)〜モノに着目して〜
宮里暁美 大方美香 他
乳幼児期は、身近な人やものと関わり様々なことを感じ取る経験を重ねる中で、幼児一人一人の中に学びへ向かう力が育っていく。この大切な育ちの始まりは0歳児の保育の中にあるのではないか、と考えた。保育所保育指針には、乳児保育に関わるねらい及び内容として「身近な環境に自分から関わろうとする」体験、探索活動が大切だとされている。実際の保育の場で乳児とモノがどのように出会い関わっているのかということについて、具体的な姿を通して検討した内容を論じた。
お茶の水女子大学こどもフォーラム