中学生を対象とした「赤ちゃんふれあい授業」の効果に関する検討
中舘慈子 岩久由香
将来父親、母親となる可能性を持つ中学生を対象とした「赤ちゃんふれあい授業」を行うことは、兄弟姉妹の少ない生徒には、より自己を肯定的に受けとめることに有意であること。子どもを心豊かに「ケア」するマインドを高める有意差が認められた。事前事後学習を含めて、5時間程度であっても1回の赤ちゃんとのふれあい授業により赤ちゃんに対する意識や保育マインドは芽生えてきていると論じた
将来父親、母親となる可能性を持つ中学生を対象とした「赤ちゃんふれあい授業」を行うことは、兄弟姉妹の少ない生徒には、より自己を肯定的に受けとめることに有意であること。子どもを心豊かに「ケア」するマインドを高める有意差が認められた。
日本保育学会 第72回大会論文集