記録を考察すると、A児とモノとのかかわりから保育者が見出していることは モノと出会い、手足や体全体に力を入れて「進もう」という強い意思であり、モノ・場の特性は 座布団、ジョイントマット 布製シートなど安心して動き出せる環境、安全な空間、探索できる場。
である。保育者によるA児の発達に合った素材と配置、自然への意図的な関わり、機会をもっている。
加えて、もうちょっとで手が届きそうな高さの本棚、探索に伴う体の使い方を試行錯誤しながらトライできる場も大切であり、それぞれの成長の境目について論じている。