大学生の「赤ちゃん体験」についての調査と分析―「接触体験」と「観察体験」の有効性―
小泉左江子 田中規子
保育者養成校学生と他学部の学生とでは,「赤ちゃん体験」に有意な差が見られ、養成校学生は赤ちゃん体験を多く体験した割合が高い。他群と比べて有意に兄弟の数が多い生育環境と関係があった。またそのことが保育者を志望する動機にも影響を与えていることが明らかになった。一方,他群には赤ちゃん体験が少ない男子が多く,親準備性を養うためには「赤ちゃん体験」が有効であることを論じた
東京成徳短期大学紀要論文
46号