赤ちゃんとのふれあい交流で何が育つか
人の育ちを学ぶ機会が減少し,65%の生徒があかちゃんと触れ合うことがない。そこで,1年間小学5年生の同じクラスに同じ赤ちゃんと親が授業に参加していく中での様子を主催者の立場から追跡研究すると,参加後はすべての対象において(赤ちゃん・小学生・スタッフ・親)相互理解が読み取れる。さらに,小学生からは「赤ちゃんが可愛い」「お母さんは大変」などの意見が聞かれ,共感性の高まりなどが見られたことを論じた。
日本保育学会
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